スタッフ「どこ受験するの??」
中学生の患者さん「~高校」
スタッフ「へえ~、すごいね。がんばってね」
中学生の患者さん「まあ、がんばるわ。」
当院で、この時期になると、交わされる会話です。
矯正治療を受けている患者さんの仲には、受験生がたくさんいます。中学3年生が多いかな。矯正治療は、経過の長い医療です。そして、受験、結婚などの患者さんの人生のイベントに少なからず、関ってきます。(そこが矯正治療の醍醐味でしょうか??矯正治療を通して、患者さんの人生に関れる?)マルチブラケット装置が入っている患者さんは、月1回調節に来院されます。毎年、2月は、患者さんの緊張感がなんとなく雰囲気で伝わってきます。受験後の、3、4月の調整には、みんな笑顔で来院されることを祈ってやみません。ダメだった人も今一歩前に踏み出しましょう。
そんな、受験生を持つ両親はさぞかし心配だろうなと。。。。私も、上の子が小学1年生なので、5-6年後には、同じ立場に立つんだなあと、他人事とは思えず。。。。そして、当医院の受付でたまたま眼にした、プレジデントファリー3月号の冒頭の立命館小学校副校長の蔭山先生の文章が、印象的でした。 以下、部分的に引用です。
父親力の高まりを感じる。子供の教育に積極的に関ろうとする父親が増えてきた気がする。
~~略~~
社会問題の数々に、きっと危機感を感じ始めているのであろう。
~~略~~
父親は、実社会を知っている。建前としての理想と世の中の現実のギャップを知っている。理屈は知っていても、現実を知らない子供にそんな実社会の厳しさを伝えてやるのは本来、父親の役割だ。実社会の経験者だからこそ現実を具体的に説明することもできるし適切なアドバイスをすることもできる。学校で、行う就職指導や進路相談に委ねてしまうのではなく「子供の自主性を尊重する」という響きのいい言葉に任せるのではなく、自ら息子や娘に関わり、導くべきなのだ。私も子供たちの進路に口を出した。子供の意見を尊重する前に、強く助言した。もちろん、そのために高校選びの際にも、大学選びの際にもいろいろ調べて情報を集めた。
~~略~~
わが子のために労を惜しむことはなかった。それが、父親だと思っているからだ。
~~以下続く~~~
子供の育児、教育は、全く妻任せになっている自分を反省しました。