高田公園の桜もそろそろ散り始める頃ですね。写真は、ソメイヨシノではありませんが、近所の無名な桜です。
「桜の色が、年々、ピンクから白色に変わってるのではないか?」ある、ラジオ番組での話題です。
実際、どうなのでしょうか?ソメイヨシノが、寿命(70歳)に近くなるとだんだん白くなるんだよって、昔、花見のときに自慢げに友達が話していましたが、真偽のほどは定かではありません。考えてみれば毎年、桜は同じ4月頃に咲きます。考えてみれば、その春に咲いた桜を見る私の見え方は、毎年違っていたはずです。
自分が、入学式のときに見た高田公園の桜は、新しい学校での希望に満ち溢れていました。大学を卒業して、歯医者の第一歩を新潟大学矯正科で歩み始めたときに見た病院前の桜は、余裕がなく不安な桜でした。そして、長男が生まれたとき新潟の安らぎ堤で見た桜は、とても美しく、感謝に満ちていました。毎年、桜の色が違って見えてもいいのではないでしょうか。。。今気がついたのですが、今日は、長男の8歳の誕生日でした。早いもので、小学2年生の春を迎えています。時々、親に口答えをするようにもなりました。妙に大人びた発言をすることもあります。
子供たちの成長への喜びともう少しゆっくり成長してくれよ。。もう少し小さい頃のあなたと一緒に遊んだり、笑ったり、育児をしたかった、、、ていう寂しさがちょっと残る思いで、窓から見える高志小学校の桜を見つめています。