今週末、新潟で学会があります。インプラントアンカーについて、3大学がそれぞれの実践を話すそうです。簡単に言うとインプラントを併用して矯正治療をしますということです。ただ、普通の歯科用インプラントとは違って、矯正治療が終わったら撤去します。
大学病院にいた頃、出始めのSMAPというプレートタイプのモノを口腔外科の教授に打ってもらい、成人の偏位咬合に1症例だけ使ったことがありました。あまり治療期間は短縮しませんでしたが、アンカレッジコントロールは容易だったと記憶していますが、メリットがあったのかどうか?治療後の安定性「はどうなのか??当時、症例数がまだ少なく、その症例について、他の先生方の評価を受けないまま大学を退職してしまいました。
現在、その当時と違って、インプラントアンカーも進化して、よりシンプルなものが出ています。当医院でもISAという矯正医でも容易に打てるシステムを採用しているものを使わせてもらっています。いわゆる6本抜歯時の上顎臼歯の遠心移動や重度開咬症例に使わせてもらっています。。症例数は、わずかですが。