新潟大学病院にいた頃、近くにある「はまぐみ小児療育センター」:小児歯科治療のバイトに行っていました。1週間に1回程度だったでしょうか??私の理解では「、お母さんと重度障害を持つ子供たちが一緒に生活できる、病院兼学校」というイメージでしたが?違ってたら、関係者の方すみません。
重度の障害を持った子供たちの歯科治療を行うのですが、口の中はよーく管理されていて虫歯もほとんどなかったように記憶しています。お口の中からばい菌が入らないように、クリーニングや虫歯の予防がメインになっていました。
そこには、眼の見えないTちゃん(小学2年生くらい)がいました。私は、少し戸惑いました。「まだ小さいのに眼が見えないなんて」。。でも、彼女は、元気がいいのです。「先生おはようございます!!!。」そして、気さくに話しかけてくれます。将来はケーキ屋さんになりたいといってました。大学の医局時代、矯正歯科にどっぷりとつかっていました。そして、時には、周りの先生から厳しい言葉をもらい落ち込んでいたときもありました。そんな時、僕は、逆に彼女から勇気をもらったものです。