先週の日曜日に、「歯周病を治せる魔法の水」を作った歯医者さんが出ていました。日曜日のTBSの番組でパーフェクトペリオという歯周病菌を死滅させる水が紹介されていました。
かつて、同じような感じで、歯周病に効く抗真菌剤が紹介され、後から、学会から否定的な意見が出されました。
詳しいことは分かりませんが、本当に効果のあるものは、全国の歯科医師に広まっていくはずです。
われわれ歯科医や歯科界が知らないような事やエビデンス(科学的根拠)の薄いものを、マスコミを通して、一般大衆向けに知らせるていいのでしょうか???歯科界で認知させるてからのような気がします。
番組の中でぶくぶくうがいの最後に、のどの奥でごろごろうがいをして吐き出していましたが。成分は、次亜塩素酸らしいです。(漂白剤のハイターと一緒です)イソジンやネオステリンだって、うがいすれば、口腔内の菌は、少なくなります。
顕微鏡で、口の中を見せている医院を見学させてもらったことがありますが、あくまでも患者さんの動機付けでした。しかも、顕微鏡なんて、プレパラートは広いし、、きれいなところもあれば、うじゃうじゃ菌のいるところもあります。どこを患者さんに見てもらうか???結構、スタッフが、見るポイントを意図的に選択してました。
患者さんに聞かれても、答えようがないです。