2001年9月11日、米国国内線の飛行機4機が同時にハイジャックされ、そのうち3機がニューヨークの世界貿易センタービル、ワシントンのペンタゴンなどに突入するという、史上まれに見る大掛かりな同時多発テロ事件から8年が経ちました。多くの人が亡くなりました。その跡地グラウンド0を訪れた僕の友人は、そこに立ったとたんなぜか涙が出てきたと僕に話してくれました。
飛行機が、ビルに突っ込んだ映像を僕は、大学病院の正科の技工室のテレビで見ていました。その当時、私は、駆け出しで、矯正歯科にどっぷりと漬かっていました。夜中の9時頃だったでしょうか?患者さんの診断をするために準備をしていたときに、映画のような映像を目の当たりにしました。大学にいた頃、矯正患者の診断前には、あーでもない、こーでもないと、よく深夜まで技工室で議論していました。あれから8年が経つそうです。9月11日が来るたたびに、なぜか、そのときのことを鮮明に、そして、少しなつかしく思い出されます。