急に寒くなってきたせいか、下の子が、「ぜーぜー」言い始めました。そして、今日の朝は、熱が38度ほどになり、これは困ったということで、妻が、今日の朝、いつものかかりつけの小児科を受診しました。下の子は、すこし喘息っぽい傾向があり、季節の変わり目のいつものパターンだったみたいです。
今まで、子供が少しぐらい発熱しても本人が元気であれば水分を十分取らせて様子を見ていた場合が多かったです。しかしながら、新型インフルエンザのため、さすがに熱が出ると、心配になります。きっと、小さい子供さんを持つ家族の方は皆さん同じだと思います。そして、大勢の人が心配して医療機関を受診する。この発熱の中には、インフルエンザでなかった人もいるわけなので、この冬に向けて、医療機関がパンクしてしまうのではないかというのは容易に予想できます。
今日は、早く帰って、下の子の様子を観ようと思います。。。いつも「普段子供の面倒をみないくせに、こういうときは妙に子供たちに優しくて、どうなってんの?」って妻に言われます。これもいつものパターンです。
そういえば、今日は水曜日。観ているかたも多いかと思いますが、、ドラマ「ギネ~産婦人科の女たち~」が放映される日です。珍しく、最初の回から、見続けています。私は、新潟大学歯学部を卒業して、歯科矯正学教室の医局に入りましたが、なんとなく雰囲気が似ているなって思って。とくに、上地雄輔演じる新人産科医が、先輩の先生の後ろを金魚のフンのようにくっついて回る姿はそっくりです。もちろん診療の後もです。最近は、研修医制度が定着して、大学もすこし、様子が違うみたいですが。そういえば、昨日、テレビで、「~コロシアム」という番組を見ていました。いわゆる「顎変形症」と考えられる人が出演していました。口元は、かなり重要らしく美容外科の病院の口腔外科医が、おそらく「下顎枝矢状分割術」や「ワスムント法??」を行い口元を改善していました。それもかなり短期間で。下顎骨や上顎骨を動かすと咬み合わせがあわなくなります。恐らく、かみ合わせは、健康な歯を削って白いかぶせ物で、歯並びを改善させて、上顎骨と下顎骨をかませているんでしょう。ここには、矯正歯科医は、いないのだと予想されます。
うちの医院でも似たような治療を行います。顎変形症と呼ばれる患者さんの治療です。しかしながら違うのは、しっかりと自分の歯で咬み合わせるということです。そして、かつ形態も美しくなるという治療です。自分の歯で咬み合わせを作りますので、2~3年という時間がかかります。矯正歯科医と口腔外科医と患者さん本人が協力して、2~3年かけて本当の健康的な美しさと機能を回復させます。
矯正歯科医と口腔外科医が「顎変形症」の治療をするときは、矯正歯科医が、しっかりと診断します。そして、手術の前に2年ほどかけて上顎と下顎の歯並びを矯正して、手術後の上顎と下顎の歯が、かみ合うように並べるのです。なので、時間がかかります。でも、自分の歯を削ったりしません。時間は2年~3年かかりますが、長い目で見れば、歯は長持ちします。しかも、矯正の専門医が判定すれば、保険が効きます。テレビを見ていて、「きっと、この歯と咬み合せは、長持ちしないんだろうなー。しかも、人工のかぶせ物なので、スマイルが、不自然。」って思いました。