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かるがも先生のブログ

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2009年11月 アーカイブ
2009年11月27日
手紙

知っている人も多いかもしれませんが、今年の3月頃「誰も知らない泣ける歌」で知りました。昨日、ラジオのFMで、この「手紙」という曲が、かかっていました。http://www.teichiku.co.jp/artist/higuchi/disco/cg17_lyric.html

親の老い、介護というのは目を背けて通ることは出来ない大事なテーマですが、あまりにもリアルな話題であるがゆえに聞いた人の感想も賛否両論だそうです。「前向きになれた」という意見が多い反面「現実を突きつけられて聴くのが辛い。。。。親の介護は、やっぱりプロに任せるべき。。。。」という反響も多いとラジオで言ってました。

雰囲気的には、 「千の風になって」に似ています。しかし、今年の紅白は、どうやら選ばれなかったようです。内容が、重すぎるからでしょうか?個人的には、誰もがいつかは老いるものなので、お年寄りをもっと大切にしようということで、好きな歌です。

新潟県上越市 かるがも矯正歯科 院長 新部洋史 

2009年11月14日
日本矯正歯科学会のため休診させていただきます。

日本矯正歯科学会http://www.jos.gr.jp/が、福岡であります。11/16(月),17(火),18(水),19(木)お休みです。

矯正装置の入っている患者さんの急患のみ対応させていただきます。

025-525-6400まで、連絡下さい。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

新潟県上越市 かるがも矯正歯科 院長 新部洋史 

 

2009年11月12日
結婚式

矯正治療の装置が歯についている患者さんで、結婚式を迎える方がいました。本当におめでとうございます。装置をいったん除去し、式が終了後、再度装着させてもらいました。

矯正治療は、期間が長いため、人生の大きなイベントに出くわします。結婚式や成人式に装置をいったん外すのは、結構、よくあることです。でも、治療期間が長い分、治療が終わったとき、自分の健康な歯で咬むことができます。しっかり安定します。一生ものです。

そして、私が治療した、患者さんの咬みあわせ、歯並びについては、私が一生責任を持ちます。患者さんがおじいちゃん、おばあちゃんになっても、、後戻りの再治療することだってありえます。健康な歯を並べるには、時間も費用もかかりますが、そこまで含んでいます。(多くの矯正専門医が、そうであってほしいですが。。。)  1週間で、歯並びが治ります、、、とか、簡易な床矯正装置だとか、、安い、早い、簡単、、、、安定性、仕上がりがまったく違います。専門医はやりません。よく患者さんで、昔矯正治療やってました。。。って言う方がいらっしゃいます。でも、でも、、、診ればわかります。どの程度の矯正なのかは。。
また、うちの子供がお世話になっている、熱いアレルギー専門先生がいます。上越で専門医は1人だそうです。その先生のブログを見させてもらうと、専門医でない先生が、インチキな治療してみたり、難しい症例の患者を紹介しないで自分で抱えている先生のことが、、、書かれていました。嘆くように。日本の専門性が分かりにくい制度に問題はあると思いますが。

ギネ~産婦人科の女たち~」を昨日もみました。前にも書きましたが、毎週見ています。昨日は、裁判、弁護士、母体死亡の医療事故、とっても重い内容で、薄学な私では、到底語れません。でも、本当にああいう弁護士って実際いるみたいです。同級生のF弁護士がいってました。ただ、自分が遺族側の立場だったらどうだろうって考えると複雑な気持ちになります。(ドラマ見ていない人は、すみません。)

 そういえば、今日は、午後から、小学校の就学前検診でした。お母さんとドキドキしながら保健室に入ってくる子供たち。。。。楽しみです。

2009年11月 9日
学級閉鎖

うちの長男(小学2年生)の通っている小学校でインフルエンザが猛威をふるっているみたいです。今週は、3年生が学級閉鎖だそうです。たしか、先週は5年生。

インフルエンザ専門の先生によると、感染拡大予防に、学級閉鎖が一番効果があるそうです。私自身もそう思います。健康な子供が、感染予防にマスクなんかして登校したってとても防げるとは思いません。(マスクは、スカスカだし。眼はどうするの?)でも、咳をしている人は、鼻水をまきちらさなように必ずマスクをしましょう。

しかし、しかし。学級閉鎖になったら、、、共働きのお母さん、お父さん2人とも、どうしても休めなかったらどうするの?
1.身内のおじいちゃん、おばあちゃん、親戚に預ける。
2.友達の家で見てもらう。

この2つがダメなら
1.無理やり仕事を休む。
2.子供を仕事場に連れて行く。

他に選択肢はあるのでしょうか?何かいい方法はないの?(なさそうだけど)僕の同級生の女性医師たち、歯科衛生士さんたちはを見ていると、だいたい出産を機にみんな仕事から退いている人が多い気がします。

特に上越市のお母さんお父さんたちはどうされているのでしょう??「学級閉鎖」命令を出す上越市、教育委員会、はどのような考えなのでしょうか???そこまで考えているのでしょうか??どうか、どうしても休めない、働くお母さん、お父さんを支援してあげてください。

2009年11月 7日
交通事故

うちの長男がお世話になっている小学校1年生の子が、上越教育大学前の交差点で、はねられました。今週の木曜日3時半でだそうです。天気が良かったです。同じ時間、うちの2年生の長男も自転車で近くに遊びに出かけていました。

重体と新聞報道されていましたが、一日も早く、元気に回復することを祈ってやみません。そして、交通事故は特に車の運転による事故は、誰でも起こす可能性があって、自分自身も気を付けなければならないと改めて思いました。これから、寒くなって、早く暗くなったり、道路が凍結したり、、、、、そして、自分の子にも、妻にも、スタッフにも気をつけましょうと注意喚起しました。

2009年11月 5日
ギネ~産婦人科の女たち~

柊先生役は藤原紀香さんが演じています。いままで藤原さんが演じていたキャラクターとは違って、結構ツーンとしたあまりしゃべらない職人肌のの怖い先生役です。この女優さんは、意外とこのようなシリアスな役のほうが合ってるんじゃないのと思いながら、昨夜のドラマ「ギネ~産婦人科の女たち~」を見ていましたが、さすがに怖かったです。

柊先生が、帝王切開した患者さんの容体が、急変し、なくなります。血だらけで横たわる患者、それを半ば狂気的に蘇生処置を施す柊先生。呆然と立ち尽くす家族、鳴き叫ぶ子供・・・・。
「おか~さ~ん!おか~さ~ん!」と何度も何度も叫ぶ・・・。
なんとも言えぬ恐怖を感じました。

「帝王切開で、日本でも、10万人に4~5人お母さんが、亡くなってる。~~~この病院でも10年ぶりだよ。~赤ちゃんが助かったんだからまだ、よしと思わなきゃね~~~」詳しい、セリフは忘れましたが、、、

かつて産科の先生の話を聞いたことがありますが、これは、事実です。日本では、帝王切開で、10万人4.6人(2002年)亡くなっています。この数字は、諸外国に比べかなり優秀だそうです。これは、産科の先生たちの努力です。でも、それでも、4~5人亡くなってしまうのです。逆に、帝王切開という技術があるからこそお母さんも赤ちゃんも助かる可能性が上がったともいわれます。

妊娠、出産は、無事で当たり前。そんな認識が、今の産科崩壊を起こしているのだと改めて感じました。私の2人の子供は、新潟で無事出産しました。そして、妻が無事に出産できたことを思い返すと、改めて産科の先生、スタッフに感謝、感謝です。

 

2009年11月 2日
沈まぬ太陽

前回、書きましたように11月16日(月)~11月19日(木)まで、福岡での矯正歯科学会参加のため、お休みさせてもらいます。しっかり、勉強してきて、今後の治療に生かしたいと思っております・ご迷惑をかけますがよろしくお願いいたします。

また、院長は不在ですが、口の中に矯正装置の入っている患者さんの急患に限り、対応させてもらいますので、電話連絡(025-525-6400)ください。よろしくお願いいたします。

「沈まぬ太陽」を見てきました。今回の学会は、福岡で行われるため、東京に出て羽田から福岡まで飛行機を利用する予定ですが、この映画を見た後ですので、なんだか飛行機に乗るのが怖くなりました。ちなみに今回利用するのはJALでもなくANAでもなく、格安の「スカイマーク」です。

うちの衛生士さんが、東京でライオンの衛生士さんといろいろと話をしてきました。その中で、今度ライオンから発売される?(開発中?たぶん?)「硬性ガム」について話があったそうです。そして、矯正の先生はどのように考えるか?私に意見を求められました。正直って、よく分からなかったので、返事は、保留にしてあります。

その後、タイミングよく、今回の学会の抄録が送られてきました。たまたま、この「硬性ガム」について、ライオンと一緒に勧めているN大学の先生の口演抄録を見つけました。

この研究の前段階で、日本人の現代人と縄文人の下顎をCTで計測した研究があり、現代人の顎の大きさは変わっていないが、歯列の幅がせまくなっている結果があります。そして、今回このガムでトレーニングすると、噛み方が、上下に歯をかみ合わせるチョッピング形式ではなく、歯ぎしりのような形式のグランデングタイプに増え、歯列の幅(特に側方歯)が有意に広がるそうです。そして、れが、歯のでこぼこの予防になるのでは?というテーマです。人間の研究なので、白黒は付けづらいと思いましたが、聞いてこようと思います。

2009年11月25日
同窓会 

11月22日(日)、23(月)は、新潟へ行ってきました。

私は、新潟大学歯学部29期生ですが、その同窓会が22日にありました。卒業後初めてです。開業してる人が多かったかな。。その中で、私と同じように卒後、矯正歯科の道に進んだS君と話をしました。歯科医師になってからの大学は違います。ちなみにクラスの中で、矯正歯科の道に進んだのは、私と彼の2人だけです。(昨今は、矯正歯科って人気があるみたいですが、、、)

研修医精度のある今は違うみたいですが、当時は、卒業を控えた頃どこの医局に残るか決めなければなりませんでした。彼のお父さんは矯正歯科医です。右も左も分からない私に、彼は、私に矯正歯科の魅力について語ってくれました。。「矯正って診断があるからおもしろい」って。(ちなみに、矯正歯科って基本的に学歯学部生時代はほとんど習いません。)10年たった今でも、なぜか覚えています。

 卒業後、私は、新潟大学の矯正歯科学講座の医局に入り、彼は、T大学の矯正歯科学講座の医局に入りました。大学や手技は、多少違うにせよ、10年後に再会し、少しの時間でしたが、矯正臨床について語り合いました。なぜか、嬉しかったです。

矯正は診断8割、治療2割って言われるほど診断が大切です。2~3年ほど治療期間がかかります。その後の予後についても予想します。そして、患者さんの成長もあります。そのため、矯正医は、考えに考え抜きます。

昨日、中学生の上顎前突の患者さんの診断を終えました。はっきりいって、直前まで、迷いました。。その結果いわゆる6本抜歯を選択しました(矯正専門の先生なら分かると思いますが)。矯正の専門医が見たときにこの患者さんにとって、何が、ベストなのか。いつも考えさせられます。「診断があるからおもしろい」彼は、矯正歯科医になった今でもそう思っているのかどうか???聞くのを忘れました。

新潟県上越市 かるがも矯正歯科 院長 新部洋史 

2009年11月19日
学会

(学会HPより)

日本矯正歯科学会に福岡に行かせてもらいました。今週は、11/16(月)~11/19(木)まで休診日でした。患者さんには大変ご迷惑をおかけしました。すみませんでした。

開業医にとって4日連続して休診にするということは結構、勇気のいることです。

特に矯正装置が入っている患者さんは、自費治療になるので、何かトラブルがあった場合、他の歯科医院で診てもらえない可能性が高いです。そして、患者さんは路頭に迷います。もしそうなった場合、これは、私の責任です。今回は、スタッフに電話番として、医院に居てもらいましたが、上越から離れた福岡にいても、ついつい「患者さんの装置壊れていないかな。」などと心配になります。今回もさほど、さほど大きなトラブルはなくほっとしています。

そして、勇気がいるもう一つは、歯科医院として経営的に通常月の平日4日連続して休むのは、厳しいです。いまどき、そんな歯科医院はないかもしれません。でも、それにも増して替えがたいものがあります。スタッフにとっても私にとってもモチベーションの向上と勉強になるからです。申し訳ありませんが、うちの医院は、毎年秋の学会には、休ませてもらってます。来年は、横浜です。その分、明日からの患者さんへの診療に還元していきたいと思います。

いつもは、大抵自分1人で、学会を回ることが多かったですが、今回の学会は、私の他に2人の先生と一緒に回りました。それぞれ、見る観点が違って、面白かったです。そして、それをいちいち話し合うのも勉強になります。そして、やはり、自分がお世話になった新潟大学矯正学教室関係の研究と臨床に興味があります。

みなさんご存じないかもしれませんが、最近、病院広告や雑誌で、「~~の専門医」という表示がありますが、あれって結構でたらめで、専門的な治療も出来ないのに学会に入っているだけで取得できたり、論文書いただけで取得できたりする場合が多いです。そういう流れの中で、矯正歯科学会では、そんなんじゃいけないということで、専門医や認定医の人に、資格の更新ということで、自分で治療した患者さんの症例報告が行われるようになりました。

なので、ベテランの先生だろうが、若い先生だろうが、区別なくみんな症例を報告する義務があります。なので、学会では、いろんな先生の矯正治療後の仕上がりを見ることができます。中には、有名な先生であっても、ちょっとなーという症例もあります。そして、他の先生たちの研究や臨床の治療後の仕上がりを見て、改めて自分の出身の新潟大学矯正歯科学教室の臨床や研究の素晴らしさを感じ、この教室で、矯正歯科を学んでよかったなーと感じます。これは、自己満足でもなく、うぬぼれでもなく、本当です。

新潟県上越市 かるがも矯正歯科 院長 新部洋史 

 

 


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