前回、書きましたように11月16日(月)~11月19日(木)まで、福岡での矯正歯科学会参加のため、お休みさせてもらいます。しっかり、勉強してきて、今後の治療に生かしたいと思っております・ご迷惑をかけますがよろしくお願いいたします。
また、院長は不在ですが、口の中に矯正装置の入っている患者さんの急患に限り、対応させてもらいますので、電話連絡(025-525-6400)ください。よろしくお願いいたします。
「沈まぬ太陽」を見てきました。今回の学会は、福岡で行われるため、東京に出て羽田から福岡まで飛行機を利用する予定ですが、この映画を見た後ですので、なんだか飛行機に乗るのが怖くなりました。ちなみに今回利用するのはJALでもなくANAでもなく、格安の「スカイマーク」です。
うちの衛生士さんが、東京でライオンの衛生士さんといろいろと話をしてきました。その中で、今度ライオンから発売される?(開発中?たぶん?)「硬性ガム」について話があったそうです。そして、矯正の先生はどのように考えるか?私に意見を求められました。正直って、よく分からなかったので、返事は、保留にしてあります。
その後、タイミングよく、今回の学会の抄録が送られてきました。たまたま、この「硬性ガム」について、ライオンと一緒に勧めているN大学の先生の口演抄録を見つけました。
この研究の前段階で、日本人の現代人と縄文人の下顎をCTで計測した研究があり、現代人の顎の大きさは変わっていないが、歯列の幅がせまくなっている結果があります。そして、今回このガムでトレーニングすると、噛み方が、上下に歯をかみ合わせるチョッピング形式ではなく、歯ぎしりのような形式のグランデングタイプに増え、歯列の幅(特に側方歯)が有意に広がるそうです。そして、れが、歯のでこぼこの予防になるのでは?というテーマです。人間の研究なので、白黒は付けづらいと思いましたが、聞いてこようと思います。