柊先生役は藤原紀香さんが演じています。いままで藤原さんが演じていたキャラクターとは違って、結構ツーンとしたあまりしゃべらない職人肌のの怖い先生役です。この女優さんは、意外とこのようなシリアスな役のほうが合ってるんじゃないのと思いながら、昨夜のドラマ「ギネ~産婦人科の女たち~」を見ていましたが、さすがに怖かったです。
柊先生が、帝王切開した患者さんの容体が、急変し、なくなります。血だらけで横たわる患者、それを半ば狂気的に蘇生処置を施す柊先生。呆然と立ち尽くす家族、鳴き叫ぶ子供・・・・。
「おか~さ~ん!おか~さ~ん!」と何度も何度も叫ぶ・・・。
なんとも言えぬ恐怖を感じました。
「帝王切開で、日本でも、10万人に4~5人お母さんが、亡くなってる。~~~この病院でも10年ぶりだよ。~赤ちゃんが助かったんだからまだ、よしと思わなきゃね~~~」詳しい、セリフは忘れましたが、、、
かつて産科の先生の話を聞いたことがありますが、これは、事実です。日本では、帝王切開で、10万人に4.6人(2002年)亡くなっています。この数字は、諸外国に比べかなり優秀だそうです。これは、産科の先生たちの努力です。でも、それでも、4~5人亡くなってしまうのです。逆に、帝王切開という技術があるからこそお母さんも赤ちゃんも助かる可能性が上がったともいわれます。
妊娠、出産は、無事で当たり前。そんな認識が、今の産科崩壊を起こしているのだと改めて感じました。私の2人の子供は、新潟で無事出産しました。そして、妻が無事に出産できたことを思い返すと、改めて産科の先生、スタッフに感謝、感謝です。