開咬とは、前歯が、開いている以下のような状態です。このような患者さんは、唇の閉じる力が弱かったり、舌が前に出るクセがあったりします。
一期治療を希望されましたので、前歯の矯正治療を行いました。そして、治療中、舌の位置や運動の練習口唇閉鎖の練習も併用しました。簡単に言うと、口の周囲筋の筋トレと舌の体操です。そのようなことを専門用語でMFT(筋機能療法)といいます。
初診 小学校2年生 男の子
装置除去 小学校4年生
矯正治療後も舌が前に出る癖が残っていると、後戻りしてしまいます。なので、治療後もMFTすなわち口腔周囲筋の筋トレと舌の体操を続けてもらいます。おそらく、矯正歯科において、開咬は(私の経験では)、後戻りして、再治療することが一番多いのではないでしょうか。。。
新潟県上越市 かるがも矯正歯科 院長 新部洋史