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かるがも先生のブログ

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2010年2月 アーカイブ
2010年2月24日
いろいろ

今日のことを書きます。

 昼休みは、みなさんテレビに釘付けだったと思います。フィギュアスケートのショートプログラム、キム ヨナ選手が1位、浅田真央選手が2位、なんか、浅田真央選手もトリプルアクセル決めたのに、1位と2位は何が違うの?(素人には分からん)審判団は、もしかしてキム・ヨナ選手寄りのひとが多いのか??なんて思ったりして、楽しめました。

 上越に帰ってきて、5年ほど経ちますが、昨日、「オータムポエム」という菜っ葉を初めて食べました。新しい野菜を食べるときは勇気が要ります。まずかったらどうしようと思いながら、1~2分ゆでて、しょうゆやマヨネーズをつけて食べました。とっても「おいしい」です。びっくりしました。冬菜とアスパラガスの混ざった食感です??上越では、広く栽培されているみたいですね。今日も買って帰ろうと思います。http://www.pref.niigata.lg.jp/jouetsu_norin/jn_ng_wadai06.html

新潟県上越市 かるがも矯正歯科 院長 新部洋史 

 

 

 

2010年2月16日
インビザライン


写真は、米国のアラインテクノロジー社が開発したうすい透明のマウスピース型の矯正装置です。
ご自宅でカスタムメードされたマウスピース(アライナー)を2週間に1度交換して行くことにより歯を徐々に動かしていきます。ワイヤーを使用しないため、見た目はつけているのがほとんどわかりません。

ご自宅で治療を進めて行くことができることから1.5~3ヶ月の間隔の通院で治療が可能になります。

見えない矯正治療、目立たない矯正器具、通院回数の少ない矯正治療をご希望される方への最新の矯正治療です。ただし、適応症がありますので、御相談下さい。

近年、この手のマウスピース型の矯正治療は、全国の歯科医院に急速に広まっています。この治療法は、歯科医院で、歯型を取り、技工所に郵送し、マウスピースを作ってくれます。それを患者さんに手渡して使ってもらうだけなので、申し訳ないですけど正直言って簡単な治療法です。そして、矯正の知識のない歯科医院の先生でも治療が可能なため急速に広がっています。そのため今後、全国的にトラブル等の問題が生じてくる可能性はあります。ただし、適応症の判断、矯正の診断、仕上がり、後戻り、に問題がある場合が多く、その問題点をリカバーできる矯正専門医での治療をお薦めします。ちなみに、マウスピース型矯正は、「クリアライナー」「アクアシステム」「ストレートアライナー」????数種類でていますが、基本的な機能や仕組みはどの器具も同じです。しかしながら、この「インビザライン」だけが、矯正専門医のみを相手にしてます。

長所 ・他の矯正装置と比べて虫歯や歯周炎になりにくい。
・他の矯正治療と比べて大幅に通院回数が少ない。
・ブラケット脱離やワイヤーが粘膜に刺さるなどの緊急のトラブルがないため遠方の方でも安心して矯正が出来る。
・プラークの沈着が少ないため矯正中は歯周組織が健康に保てる。
・矯正力による痛みがほとんどない。
・装置が見えない、目立たない。
・ホワイトニングが同時に行える。
 
 
短所 ・症状によりアライナー単独では治療出来ない場合がある。(治療中、相談のうえ従来のワイヤーやブラケットを補助的につける場合があります。)
・食事のたびに装置を取り外す手間がかかる。
・取り外し式装置のため治療結果が患者の協力度に左右される。
・他の矯正装置よりコストが高いため治療費が高くなる。
・12歳臼歯が生えていない小児(小学生)の矯正治療には適さない。

    インビザライン臨床教育サイト」 日本の矯正専門医のための臨床教育サイト
インビザライン・ジャパン・ホーム」 日本インビザライン公式ホームページ

新潟県上越市 かるがも矯正歯科 院長 新部洋史 

2010年2月12日
「怒る」と「しかる」

また、雪が降ってきましたね。考えてみれば、まだ2月です。昨日2/11(木)は、家族でスキーに行ってきました。長男(小学校2年生)と次男(年中)は、スキー場はおそらく2~3回目くらいでしょうか?やっと、リフトも乗れるようになりました。2人ともストックなしで、八の字で滑っています。

 「しかる」ということは、社会生活に必要なルール等を教えるための親の愛情のこもった行為だと思っています。そして、「怒る」とは、、、感情的に怒る 大きな声で怒る たたいて怒る、、、そして、こどもが『怖い』『悲しい』『痛い』と思うだけで、どうしていけないのか理解できません。それを理解させる努力こそが大事だと思います。分かってはいるのですが、そのスキーの後、事件がおこりました。午後に帰ってきて、子供たちは、しばらくしてwillゲームを始めました。勝負事になると、どっちも負けたくありません。そして、長男は、自分が不利になり、機嫌が悪くなったらしく、次男を怒鳴っていました。最後には、次男が泣いてしまいました。

私は、思わず、怒ってしまい。ゲームのスイッチを切ってしまいました。長男は、ゲームがセーブされなかったことに泣きながら、かなり怒りました。今まで見たこともないくらいな怖い顔をして私のことを怒りました。それを見たわたしは、さらに怒りました。「ゲームと次男どっちが大事なの!!」 それを見て、怖くなったのか、次男は、もっと激しく泣き始めました。

収拾がつかないな、と思いながら、私も大人気なく感情的になっていました。しかしながら、珍しく怒った私をみて、長男が、気をつけの姿勢をして、私に「ごめんなさい」といいました。なんとなく後味が悪かったです。

整理すると

1.私としては、仲良く遊んで欲しかった。

2.長男にとっては、ゲームとはいえ、セーブして置きたかった大事なもの。であったのにそれを理解せず、私は電源を切った。

3.私は、感情意的に、怒ってしまった。

4.長男にとっては、めずらしく大きな声で怒られたので、私に従わざる終えなかった。仕方がなく謝った。

この最後の4ところが、どうも後味が悪かった原因なのか?無理やり暴力的、軍隊的とでも言うのでしょうか?最後に謝った長男のほうが冷静で、大人でした。

新潟県上越市 かるがも矯正歯科 院長 新部洋史 

2010年2月 8日
子育てしてますか?

下の年中の次男が、プラスチックのスキーを長靴にはめて滑って転んでいます。この後、「ぼくも兄ちゃんみたいなちゃんとしたスキーが欲しい。」といわれ。一番小さい100cmのスキーを買いました。

 小学校2年生の長男がもらってきた学級便りに、「子供がいて初めて親になれることを思い出してください。(?)」のようなことが書かれていました。確かにそうです。「子供」がいるから、自分は「親」なのです。当たり前のことを忘れていました。今さらながら、親であることの幸せを改めて感じています。
 そして、自分は、ちゃんと子育てしているのだろうか?と「一緒に風呂に入る」「一緒に食事する。」「一緒にスキーに行く。」「一緒に遊ぶ。」それは、それでいいのですが。子育てとは、親が楽しむだけでなく、褒めるところはしっかりほめる。しかるところは、しかることかもしれません。もしかしたら、自分は、自分が楽しむだけで、そういうことが出来ていないのかもしれません。親として、私自身も成長中です。
 

新潟県上越市 かるがも矯正歯科 院長 新部洋史 

2010年2月 6日
雪、雪、です。

考えてみれば、まだ2月なので、雪が降っても当然ですが。
朝起きて、玄関を見るたびに、「えー。また積もってる。」です。医院の周りの雪もなるべく柔らかい雪のうち退けたのですが、今日は、かっちんかっちんに凍ってます。先日、とうとう我慢できずに簡単な除雪機を買いました。(安物買いの銭失いにならないよう、、、買っても使えなかったらどうしようと、、、あれこれと考えた末です。)簡単なもので、スノーダンプにアシスト機能がついたようなものです。うちの父親は、オモチャといってましたが、結構使えます。安物買いの~~~にならなくて、よかったです。でも、凍ってしまうと無理です。http://www.honda.co.jp/snow/yukios/売れてるみたいです。。

新潟県上越市 かるがも矯正歯科 院長 新部洋史 

叢生:そうせい(二期治療~抜歯症例~)

 初診です。小学6年生の男の子です。このまま歯を並べてしまうと、上顎、下顎が広がってしまい。口元が鳥のくちばしのようになってしまいます。なので、残念ながら、4本抜歯が必要でした。お母様が医療関係者ということもあり、この抜歯が必要ですという診断に同意をしていただけましたので、治療が始まりました。

~抜歯の診断について思うこと。(個人的なつぶやきです。)~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 今日、日本矯正歯科学会の代議員選挙の候補の先生から電話が来ました。私のような田舎の若輩矯正医のところに。。。。びっくりしました。なんの話???このブログを見ていただいているかたにはわけが分からないと思いますが。。。(私自身もよく分かりませんが、日本の矯正医療の質の向上の為に、投票制度になったのかな??)ただ、ただ、学会が一部の大学の先生のみによって運営されるのではなく、開業医主体の学会に変わればいいなと思います。そして、学会が認めた専門医については、専門医を与えた学会が責任を持つ、そういう治療技術評価主体の専門医制度になっていけばいいと思います。
 
 歯科では、口腔外科、小児歯科、歯科麻酔科、歯周病科、、に厚労省の認める専門医が認められていますが、矯正歯科では、認められていません。認められるはずだったのですが、、、認められませんでした。     なぜならば、矯正歯科が、広まりすぎて、その専門医の取得イコール専門的な治療ができて、知識技術をもっている。ではないことに、異議を唱える人たちが多数いたり、学会が3つあったり。でも、よかったと思います。矯正歯科の先生たちは、自分達の分野を大事にして、むやみやたらに専門医を作らなかったのです。そして、そのおかげで、制度が、厳しくなり、例えば、現在は、日本矯正歯科学会の認定医、専門医でも、更新時に症例発表があり技術認定が行われます。実際、落ちる先生がいます。

 近年、情報の氾濫、一般歯科医の矯正歯科への参入、等で、当医院の抜歯が必要ですという診断に対して、「本当に抜歯が必要ですか?」「ほかに方法がありませんか?」「抜かないで治るという本あるんですが?先生はどう考えますか?」「床矯正ってどうなんですか?」、、、、等の相談を受けます。もちろん、スタッフもふくめ、当医院では、どんな些細なことでも誠実に質問に答えることに努めています。

 しかしながら、日本に歯医者さんはたくさんあり、、、違う歯科医院に相談に行く患者さんもいます。最近は、そういう方のために、セカンドオピニオンとして、新潟大学病院矯正歯科、日本歯科大学矯正歯科、、等への受診をお薦めしています。「本当に抜かなくてはいけないのか?」大学病院の先生の話も聞いてから、納得して、当医院に帰ってきて抜歯矯正をされるのも一考かと思います。ちなみに、この症例について抜歯をしなくても治るという歯科医師がいたら、専門医ではありません。自分の子供がこういう写真の状態で矯正治療を行うなら、もちろん4本歯を抜きます。そうしないと治らないからです。


  当医院で抜歯矯正の診断して、他の歯科医院で「抜かないで治療できます」「床矯正で治ります。」と言われたら、そこで治療をしてもらえばいいと思います。もうそれは、しょうがないことです。でも、治らないと思います。治っていないと思います。そこの先生に治ったって言われても、専門医が見ればすぐ分かります。 実際、当医院での診断の後、他の医院でl矯正治療されて、かみ合わせがおかしいと当医院医に再来院された患者さんが何人かいます。治療した先生から紹介状があればいかようにも対応できますが、、先生に黙ってきた患者さんには、どうしようもありません。そういう時は、料金とか、訴訟とか、色々問題があるので他の矯正専門医や大学病院に紹介することにしています。

 2007年9月号の日本歯科評論の紙上で、元日本矯正歯科学会会長が、「非抜歯矯正の結果の上顎前突や、物を咬めなくなる状態は、明らかな医療過誤であり、気の毒では済まされない。特に拡大床装置による非抜歯矯正の失敗例が後を絶たない。」とコメントしています。ちなみに広がった顎は狭くすることは大変です。広がった顎のせいで、口元が飛び出しても、元に戻すことはできません。そもそも、「非抜歯矯正やってます。!」って言うことがナンセンスです。そんな歯科医院インチキです。診断してみて、「「非抜歯」だ、「残念ながら抜歯しなくては、、、」という話になるわけであって。。。。。人は、一人一人顔も歯も違いますから。。

~愚痴になってごめんなさい。以上 終わりです。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    治療途中です。

    治療終了です。中学3年生になりました。

新潟県上越市 かるがも矯正歯科 院長 新部洋史 


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