先回のブログで、日本の矯正をよくしようと考えている、先生たちが新しい学会を作ったと書きましたが、その中に上越の先生もいます。私の大先輩です。
そして、現在日本で広く行われている矯正治療の源流である「スタンダード・エッジワイズ法」の継承者といってもよい先生です。。(1970年後半~)
その先生たちは、矯正の専門医制度を作るこを目標にしています。時には、議員さん、厚生労働省お役人ともやりあうくらいです。
例えば、心臓の外科手術をする専門医、認定医は、3団体あるそうです。そして、なかには、名ばかりの専門医もいて、ある患者さんが心臓外科の専門医の先生に手術をしてもらいました。医療事故を起こし、その先生の経歴を調べてみたら、数名しか手術したことがなかったそうです。
矯正歯科も一緒です、技術認定を伴わない専門医は、国民の不利益になる。そして、その先生を認定した学会は、何かがあったときに認定した責任を負うべき。そして、専門医は、適正な数を配置し、過剰にならないように、経済的に専門医がその治療で暮らしていける、医院を経営できる。。。。。。こんな、社会をめざして、新しい学会を立ち上げたのです。
新潟県上越市 かるがも矯正歯科 院長 新部 洋史