まとめです。
1.一部の咬み合せ、歯並びの予防はできます。
2.日本人のアゴは、小さくなっていません。
~~矯正の専門医なら知っているはず。~
3.小さいアゴを大きくすることはできません。
~~真剣に取り組んでいる先生もいますが、医学的根拠はありません。、、、とくに、小さいアゴを広げましょう、大きくしましょうと、商業的(患者さんを集めるため、開拓するために)に治療を行っている先生は、最低だと僕は思います。
こういういんちきな情報が氾濫していたり、いんちきなことをやってる先生が多いので、矯正の専門医の先生が10数年前に学会をつくりました。
この6月27日に、今の、インチキな情報、インチキな治療についてシンポジウムが行われます。日本で初めてだと思います。
http://www.jio.or.jp/html/people/topics.htm#100627
・非抜歯によって矯正治療を行った治療でトラブルになった症例。。。。
・学童期から歯並びを広げる傾向。。。。。
・歯並びの治療について、患者さんを誘導するような、過大な医療広告や情報について。。。。
シンポジストには、矯正の先生の他に、医療事故、制度の専門家の先生?、マスコミ??多方面の方が参加されるみたいです。
上越からは遠いですので、この市民公開講座のコーデイネーターの著書「後悔しない歯科矯正」(増田美加著、小学館)も参考になります。よかったらどうぞ。
新潟県上越市 かるがも矯正歯科 院長 新部洋史