NHK「クローズアップ現代」で、インプラントが取り上げられました。
「歯科インプラントトラブル急増の理由」
自分の歯のようにしっかりかめるように画期的な治療法として、歯が抜けた人の1割に普及しているという歯科インプラント。ところが、顎の骨に金属の土台を埋め込む手術をする際、歯科医師のミスや技量不足のために大量出血したり、麻痺が残ったりするトラブルが相次いでおり、死亡事故も起きた。国民生活センターは5年間で2000件の相談が寄せられたとして、先月、行政や医師会などに早急な対策を呼びかけた。インプラント治療は自由診療で、標準的な治療方法が定められていない。保険診療と違って監督官庁の監視も届きにくく、十分な技術を持たない医師が、高い治療費をとれるインプラントに安易に走っているという指摘もある。そこで、学会では治療のガイドラインの策定に着手。一部の大学では、授業を新設して、治療の技術とモラルを向上させる取り組みを始めた。また、自由診療とはいえ、何らかの規制・監督が必要な時期に来ているというという声が高まっている。インプラント治療のトラブルの実態と対策を報告する。(NHK番組ホームページより引用)
インプラントを販売する業者、教えたインストラクターの先生にも責任の一端があると思います。
ちなみに矯正も一応専門医制度はありますが、インプラントの現状と同じようなことが起きつつあると思います。
当医院はインプラントを希望される患者さんには、病院口腔外科を紹介しています。
当医院は、インプラントの専門医がいないからです。
新潟県上越市 かるがも矯正歯科(矯正歯科、歯並び) 院長 新部洋史