大学受験も国立大学の前期試験が終わったようですね。
当医院の患者はどうだったかな?と気がかりなところですが、
ちなみに私は、大学受験を失敗しています。実力がなく浪人して、やっとこ新潟大学に入りました。
同じ失敗であっても、そのとらえかたを変えることで結果が違ってきます。
この物事のみかた、とらえかたを”フレーム”といい、フレームを変えることを”リフレーミング”といいます。
数年前、新潟で有名な歯科衛生士の話を聞いたときに、初めてこの言葉を知りました。
例えば、
人もうらやむ安定した職業、収入、幸せな家庭を築きたった一つ「学歴」に劣等感を抱いている男性がいます。
「俺は結局、○○大くらいしか入れなかった男だ……」という思いを抱えています。
今一歩うまく自分に自信を持てない。。
いくつもの幸せの価値より、「受験」というたった一つの失敗の禍根の方が何倍も大きく見え、
もうすでに手にしている数々の幸せが豆つぶのように小さく思えてしまうのです。
これをリフレーミングして見ましょう。
学歴に自信がない→→学歴はアピールポイントにはならない。だからこそ、自分で実力をつけようという気持ちが起こるのだ。
その他にも
おしゃべりです→ 会話が盛り上がりますね
やる気がないのです→充電中なのですね
飽きっぽいです→次々と新しいことにチャレンジできますね
私も今まで人生のなかでつまずいたとき、何度もリフレーミングによって救われました。
そういう時にいつも座右の銘として大きな力となっているが、”逆説の十か条"ケント・M・キースの言葉です。
1.人は不合理で、わからず屋で、わがままな存在だ。それでもなお、人を愛しなさい。
2.何か良いことをすれば、隠された利己的な動機があるはずだと人に責められるだろ。それでもなお、良いことをしなさい。
~~~省略~~~~~
8.何年かけて築いたものが一夜にして崩れ去るかもしれない。それでもなお、築き上げなさい。
9.人が本当に助けを必要としていても、実際に手を差し伸べると攻撃されるかもしれない。それでもなお、人を助けなさい。
10.世界のために最善を尽くしても、その見返りにひどい仕打ちを受けるかもしれない。それでもなお、世界の為に最善を尽くしなさい。
途中知りたい方は、
「早川書房 ケント・M・キース著 大内博訳:それでもなお、人を愛しなさい」を読んでください。
マザーテレサが感銘を受けた言葉として、孤児院の壁に書いたといわれているそうです。
新潟県上越市 かるがも矯正歯科(矯正歯科 歯並び 顎変形症) 院長 新部洋史
マザーテレサが感銘を受けた言葉としてある孤児の家の壁に書いたといわれる