「矯正治療ってしたほうがいいですか??」という質問をよく受けます。
歯科医師や歯科医療従事者なら「やったほうがいいです。」と答えるでしょう。
僕もそう思います。
でも、一部の人を除いては、虫歯や歯周病のように病気ではありません。
歯並びが悪くても咬み合わせが悪くても生命に危険が及ぶことはありません。
日常生活も送れます。
矯正歯科専門の先生が、矯正治療を行った咬み合わせ と同じような咬み合わせの人が、一般の(矯正治療していない人)にどのくらいの割合で存在するか?
ということを調べた論文があります。
1%だそうです。100人に1人。(逆に言うと矯正治療を行った人は、100人に1人の咬み合わせを手に入れたことになります。)
病気ではないけれど、今も健康な生活が送れるけれど、
もっとより健康的な、よりよい生活を送るための医療が、矯正治療になります。
今より、おいしく食べて、より笑顔で人前で歯を思いっきり出せて笑える。ための医療です。
本人と家族がどのくらい気にするかによって、
矯正治療したほうがいいかどうか?は決まります。
そして、健康な歯を並べるので、本人ががんばってきれいになりたいという気持ちが一番大切です。
新潟県上越市 かるがも矯正歯科(歯並び 矯正歯科 顎変形症)院長 新部洋史
写真は、カレーやさんのナンです。