春
2015年03月26日
2015年03月26日
2015年03月15日
春になると学校の歯科検診が始まります。
子供達の口の中を見ると、矯正装置が入っている子供たちを見かけます。
こんな装置で?この年齢で?本当に治るんだろうか????と思うことが多々あります。
上越って矯正をきちんとできる専門医って3〜4人しかいないはず、、、
おそらく矯正の知識のある先生はこんなことしないよな、、、
歯学部6年間の教育では、歯科矯正学につては、インプラント同様に臨床について習うことはありません。
矯正の専門の先生とは、大学の歯学部を出て、矯正学教室に残り、少なくとも10年近く子供の成長について勉強し、少なくとも学会の認定医を取った先生のことだと私は思います。
そして、私も、大学を卒業して矯正学教室に残り、矯正臨床のことを毎日考えてきました。
逆に言うと、私には、矯正以外の知識が乏しいかもしれません。
歯科にも専門があります。
特に口腔外科と矯正歯科は、臨床経験が大切だと思います。
良くない矯正を以下に挙げます。
1.しっかりとした検査をしない。
矯正には、セファロという横顔のレントゲンがあります。顎の形を把握して、治療の予想を立てるのです。それをしないのは、専門医ではありません。かなり多いらしいです。
2.しっかりとした診断をしない。
3.歯根吸収、等のデメリットを説明しない。
4.期間、料金について明示できない
5.成長期における小学高学年での安易な装置。〜側方歯が生え変わっているのになんで装置がついてるの?生え変わるたびに矯正装置をつければ、治療期間が延びるだけです。。。今やらなきゃ遅いと患者さんをだましてるとしか思えません。。もう少しすれば(6年生頃)、永久歯が生え変わって、それからやるのが普通です。
6.拡大装置、床矯正、、〜何年もまえからあるの話ですが、安易に歯槽骨を広げたため口元が鳥のように突出してしまった症例は後を絶ちません。
子供の歯は本当にすぐ動きます。教科書の知識と1〜2日の講習で身につけた知識で、実験的に患者さんに矯正装置を装着し私にも矯正治療ができると思ってしまう一般歯科の先生があまりにも多いような気がします。
子供の歯は、すぐ動くのですが、全部が全部そうではないし、成長期にやってはいけない症例も多々あります。
新潟県 上越市 かるがも矯正歯科 (矯正歯科 歯並び 顎変形症) 院長 新部洋史
2015年03月12日
東日本大震災からちょうど4年経ちました。
いまだにご遺体が見つからない方々のご冥福を祈り、ご遺族の方々にお悔やみ申し上げます。
NHKの"あの日の映像"と生きる東日本大震災をみました。多くの住民が津波の映像を撮影しており、実はマスコミに流れていたのは、当たり障りのいないものだったことを知りました。
その映像を撮影した人、その中に写っていた人、亡くなる直前の家族が写っていた遺族の方。それぞれの方々の4年間が、放映されていました。
涙が出ました。
震災と原発事故から4年。この4年で、私を含め日本人は変わっただろうか?考え方やものの感じ方や、生き方が変わっただろうか?
変わったはずである。変わらなければ困ると思います。
原発再稼働、TPP、改憲、、、
日本を動かしている人たちが、震災と原発事故の話は「もうしたくない」と思っているような気がしてなりません。
そのことはよく分かります。私も「厭な話」はもう忘れたいからです。
それよりは、どうすれば経済が成長するか、どうすれば税収が増えるか、どうすれば国際社会で威信が増すか、どうすれば国際競争に勝てるか、、、、
震災だの原発事故だのという「辛気くさい話」はもう止めたい。それよりはもっと「景気のいい話」をしようじゃないか。相当数の日本人がそういう気分になってやしないだろうか?
新潟県 上越市 かるがも矯正歯科 (矯正歯科 歯並び 顎変形症)院長 新部 洋史
2015年03月05日