二期治療 (上顎前突、叢生)
2015年12月27日
2015年12月27日
2015年12月13日
2015年12月08日
多分、下の子だろうと思われます。お風呂が、恋しい季節になりました。
ここ最近、矯正相談で、未満児さん乳歯列での反対咬合の相談が、多かったです。
反対咬合とは、受け口・下顎前突ともいい下の前歯が、上の前歯より前に出ている状態をいいます。
ちなみにこの落書きをした次男は、今小学5年生ですが、保育園で乳歯列の時は、反対咬合でした。
親御さんが心配されるのは、よーく分かります。
そして、矯正専門の立場からすれば、乳歯の反対咬合は、治そうと思えば、治せます。
でも、でも、小学校に入学する頃になると、乳歯の上と下の前歯がグラグラしてきます。そして、永久歯が、生え変わります。その時に、およそ半分くらいの子たちは、自然に反対咬合が治るという論文があります。
乳歯と永久歯は別物です。骨の中で乳歯を道しるべに永久歯が上がって来ますが、口腔内に頭を出すと最終的には、近遠的なスペース、頬舌的な歯槽骨の厚み、舌が前歯を前方向に押す力と口唇の閉じる力(矯正学専門用語でいうと”ニュートラルゾーン”)、日中の噛み締め、歯ぎしり等の習癖、遺伝的な下顎骨のサイズなどによって、位置が決まります。歯を支える歯槽骨は、他の骨違い特殊です。矯正を専門としている先生なら、乳歯反対咬合を改善することはしないと思います。なのに、乳歯の反対咬合を治そうとする一般歯科の先生がいます。????です。無駄な治療だからです。
うちの次男も、反対咬合は、自然に治りました。ただ、前歯に凸凹はありますが。。。それは、2期治療で改善する予定です。
新潟県 上越市 かるがも矯正歯科 (歯並び 矯正歯科 小児矯正)
院長 新部洋史(日本矯正歯科学会認定医)
2015年12月03日