二期治療(上顎前突 開咬)
2018年04月25日
2018年04月25日
2018年03月31日
初診。小学5年生です。上のでこぼこが気になるということで、矯正相談をしました。
その後、検査・診断では、上下顎第一小臼歯を4本を抜いて、上下顎前歯を後退させるという診断になりました。
このまま、歯を並べると、口元が突出し鳥のような口元になり口唇閉鎖に支障が出ると判断したため、残念ながら抜歯矯正の選択となりました。
病院口腔外科で、歯を抜いてもらいマルチブラケットによる矯正治療がスタートしました。
治療中です。歯を抜いた場所は、隙間が空いています。この隙間を使って、前歯を後退させていきます。
2年8ヶ月後、治療後です。先月、装置を除去しました。抜歯矯正により、治療前よりも咬むようになりました。
新潟県 上越市 かるがも矯正歯科(矯正歯科 歯並び 歯列矯正)
院長 新部洋史(日本矯正歯科学会 認定医)
〜〜〜〜〜〜〜矯正治療は、専門医院での治療をお勧めします。〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
2017年11月10日
2017年09月21日
2017年07月24日
⬆️小学校2年生です。近隣歯科医院の先生からご紹介いただきました。下顎前歯が上顎前歯よりも前の方で噛んいるのと、歯の凸凹があります。永久歯は、上下前歯がともに4本です。
⬆️治療中です。永久歯にだけ装置をつけます。1ヶ月に一回通院です。
⬆️約1年後、装置除去です。
この後、小学校6年生頃までに他の歯がj生え変わるのと下顎の成長を向かえますので、その時まで、後戻り防止の装置(リテイナー)を使ってもらい経過を観察します。反対咬合は、一期治療を行った方が有効な場合が多いです。
〜〜〜〜〜〜〜〜反対咬合について最近の相談、出来事〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
・「乳歯列(7歳未満くらいまで)の反対咬合について、経過観察をしていてもいいのですか?」という質問がありました。矯正専門医であれば、この症例のようにおおよそ上の前歯、下の前歯」が4本生え揃う小学2〜3年頃まで経過観察します。乳歯の反対咬合を治療したとしても、永久歯の反対咬合は治りません。さらに、乳歯の反対咬合の約50%は、小学校2〜3年ころに自然に治っているという論文があります。
・ムーシールドを使っていた患者さんが歯科医師から紹介されてきました。無駄な治療とは言いませんが、私は使いません。理由は、前歯の生え変わりで、半分は自然に治るからです。「ムーシールド」は、乳歯列期に一般歯科医が使用する装置です。小学2〜3年生頃までに治らなければ矯正の専門医に紹介するようにと取り扱い説明書に書いてありますし、セミナーでそういう指導があるようです。矯正の専門医は使いません。
新潟県 上越市 かるがも矯正歯科(歯並び 矯正歯科 小児矯正 歯列矯正)
院長 新部洋史(日本矯正歯科学会 認定医)
2017年07月08日
中学2年生。市内一般歯科医からご紹介いただい患者さんです。
治療前です。歯がでこぼこです。そのことを叢生(そうせい)と言います。患者さんは気がついていませんでしたが、実は、下顎が左側に曲がっています。写真では、上の前歯11の真ん中の線と下の前歯の11の真ん中の線が、左にずれています。左の偏位咬合になります。もっと専門的に言うと右がアングルIII級咬合、左がII級咬合になります。
この叢生と偏位咬合、さらに口元と口唇閉鎖の改善のため、上下顎第一小臼歯を抜歯させてもらいました。
先月、装置除去です。高校2年生。やや、虫歯が疑われる歯があります。患者さんの家の近くにかかりつけ歯科医院で、虫歯の治療を行うことになりました。
新潟県上越市 かるがも矯正歯科 (矯正歯科 歯並び 歯列矯正 顎変形症)院長 新部洋史
2017年06月14日
患者さんは。成人女性です。看護士さんです。治療前です。歯列に凸凹があるため小臼歯4本抜歯をさせていただきました。患者さんは、表側の装置が見えるのが嫌だという希望があり、上下ともリンガル(上も下も裏側の装置)を希望されましたが、発音や舌感、治療期間が長引くということにについて、難色をしました。そこで、発音に有利なハーフリンガル(上だけ裏側の装置)を装着しました。インプラントアンカーを併用しています。
約3年後、装置除去しました。
上下とも裏側のリンガル矯正に比べて、ハーフリンガル(上だけ裏側の装置)矯正は、ほぼ「表側の矯正」と変わらない結果を出せると確信しています。そして、患者さんにとっても、上下リンガルよりも圧倒的に舌感がよく、発音もほぼ「表側の矯正」と変わりません。
裏側の装置を希望する方は、ハーフ(上だけ裏側)がおすすめです。希望の方はご相談ください。
新潟県 上越市 かるがも矯正歯科(歯並び 歯列矯正 小児矯正)
院長 新部洋史 日本矯正歯科学会認定医
2017年05月20日
中学3年生の女の女子です。一般歯科医院からご紹介いただいた患者さんです、開咬、、下顎前突、右偏位(下顎が右に曲がっている。)を認めます。
かなりの骨格的な下顎前突です。顔立ちは、しゃくれた顔立ちです。
術後
連携しているR病院口腔外科医と相談し、外科矯正の適応となりました。外科矯正とは、矯正治療中に、入院して上下顎を手術して動かす、治療法です。もちろん手術は、口の中からです。顔は大丈夫です。
通常の矯正治療(二期治療)では、対応できない場合、外科矯正をおこないます。顎変形症という病名がつき、健康保険適用となります。
治療中です。この患者さんの場合、春休みに入院して、手術をしていただきました。
手術が終わり、6ヶ月ほどして、矯正装置を除去しました。
現在、ちょうど、新しい進学先で夢に向かって頑張っているところだそうです。
新潟県 上越市 かるがも矯正歯科 (歯並び 矯正歯科 小児矯正)
院長 新部洋史(日本矯正歯科学会 認定医)
2017年04月29日
歯のでこぼこが、気になるということで、来院された20代の患者さんです。見えないように裏側からの矯正(リンガル矯正)を希望されていました。上下顎とも裏側の矯正は、かなり治療の難易度が増すこと、歯の移動に時間がかかること、特に下顎は、最初のうちは、舌があるために舌に傷ができやすかったり、発音がしにくいことを説明し、下顎だけは、表側に矯正装置を装着することにしました。ハーフリンガルです。
歯のでこぼこの度合いが強いため第一小臼歯を4本抜歯させていただきました。
今年の3月に治療、終了されました。3年3ヶ月ほどかかりました。
この症例を手がけた当時、インプラントアンカーの必要性、有用性について、いろいろな先生の症例を見て本当に必要なのかな??と思うことが多々あり、この症例には利用しませんでした。
現在、リンガル矯正でのインプラントアンカー使用の症例が多数報告され、整理されつつあり、このような症例には、インプラントアンかーを利用すると思います。
新潟県 上越市 かるがも矯正歯科
院長 新部洋史 (矯正歯科 リンガル矯正 歯列矯正 小児矯正)
2017年04月22日